インヴォイスの書き方
*重量を記入するので、「量り」が必要です!*製菓用のものでもいいので購入しておきましょう。
EMSでもFedExでも、字を書くのが苦手な場合、何枚も作成する場合はPCなどで作成したほうが絶対に便利です。
荷送人・荷受人の住所などを、すべてのページに記載する必要があるためです。
インヴォイスの作成に当たっては郵便局の職員の方や、FedExカスタマーセンターの方が丁寧に教えてくださいます。
FedExの場合は集荷の方も親切に確認・指摘して下さるので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
*海外で購入したものに関しては、円に換算して記入します(これはそこまで厳密でなくていいそうです。現時点での円換算でいいそうですよ。)
「手紙」はインヴォイスに記載するのか? 大量の手紙の場合は…
【EMS】
「EMSで荷物に一緒に入れるお手紙は、インヴォイスに記載しますか?」と聞いたところ「記載する人もしない人もいます。1-2通などの少ない量ならしなくてもいいと思います。大量の場合は税関の人が不審に思う可能性があるので、内容の説明として記載したほうがいいですね。」とのことでした。
【FedEx】
インヴォイスには商品価値のあるものしか記載してはいけないそうなのですが、FedExカスタマーセンターでは、手紙も含めてすべてインヴォイスに書くように指示されます。
ちなみに、FedExで物品を送る場合、手紙は「添付書類」として送る形になります。なので、物品数を大量に超える量の手紙は送れません。最近の事例では、物品10に対して手紙50は送ることができなかったそうです。注意してください。
(私は物品8品目に対して、手紙2通&物品リスト1通 を送りましたがそれは大丈夫でした。)
大量の手紙が何通なのか?今手元にある量の手紙は大量なのか?10通は大量なのか?プレゼント1品に対してお手紙5通は(不審に思われるのか)?……など、必ずご自身で確認してください。
具体的な作成
【EMS】
オンライン作成:
伝票と一緒に「関税告知書(C23)」や「インヴォイス(20品目まで)」も作成できます。エクセルシートに別途記入の必要はありません。
インヴォイスの書き方などもちゃんと見本があるので安心です。
手書き・自分でPCで作成:
郵便局では「インドにEMSを送る」といえばインヴォイスシートをもらえます。これに書き込んでもいいですし、自分でPCなどでオリジナルドキュメントを作成しても良いそうです。書式を同じにすれば大丈夫です。
郵便局のEMSに関するページでは、分かりやすい記入サンプル・記入できるエクセルシートも配布しているので、これを使用すれば楽ですね。
【関税告知書 書き方説明】 https://www.post.japanpost.jp/int/use/publication/index.html
【インヴォイス 書き方説明】 https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/invoice.html
【インヴォイス エクセルシート】 https://www.post.japanpost.jp/int/download/invoice.html
【FedEx】
記入可能なPDFをDLし、そこに入力することで「インヴォイス」の作成ができます。もちろんこのPDFデータを印刷し、そこに手書きでも大丈夫です。
http://www.fedex.com/downloads/jp/shipdocuments/blankforms/jp_commercialinvoice.pdf
(ただし、カスタマーセンターに「手書きでいいですか?」と聞くと「入力できるなら入力した方がいいです。あちらの税関に提出する正式書類なので。」とは言われます。でもよほど読めない字でなければ大丈夫だと思いますよ。<伝票の書き方>で記したように、インヴォイス上に記載しなかった伝票上の1品目をその場で手書きで追記しましたが、それでも大丈夫でした。)
なかなかややこしいのでサンプルをあげておきます。*手書き文字は黒いペンで書きましょう!
*種類が違うものはすべて別品目として書きます。(本でも2種類あれば別品目。ただし手紙は重量が同じで形式が同じならまとめて書いてOKでした。)
*伝票やインヴォイスには「HSコード(Harmonized System Codeの略)」を記入する欄がありますが、分からなければ書かなくてOKです。
*インヴォイスが例えば3ページになる場合、その各ページにつき2枚の複製が必要です(合計9枚)。そしてそのすべてに直筆のサインが必要です。
(インヴォイスが1枚の場合は合計3枚、インヴォイスが2ページの場合は合計6枚…ご理解いただけるでしょうか…)
